2022年 第07週 (2月14日~2月20日) 2022年2月24日現在

 2022年第7週の定点当たり報告数は0.01(患者報告数26)となり、前週の定点当たり報告数0.01(患者報告数37)と同程度であった。都道府県別では宮城県(0.03)、広島県(0.03)、愛媛県(0.03)、埼玉県(0.02)、石川県(0.02)、和歌山県(0.02)、岡山県(0.02)、福岡県(0.02)、栃木県(0.01)、岐阜県(0.01)、京都府(0.01)、熊本県(0.01)、北海道(0.00)、千葉県(0.00)、神奈川県(0.00)の順となっている。9都道府県*で前週の報告数よりも増加がみられた。9都道府県で前週の報告数よりも減少がみられた。
 定点医療機関からの報告をもとに、定点以外を含む全国の医療機関をこの1週間に受診した患者数を推計すると約0万人(95%信頼区間:0~0.1万人)となり、前週の推計値(約0万人)と同程度であった。千人単位での推計となることから、年齢別での推計値については記載を省略する。また、2021年第36週以降これまでの累積の推計受診者数は約0.3万人となった。
 全国の保健所地域で、警報レベル、注意報レベルを超えている地域はなかった。
 基幹定点からのインフルエンザ患者の入院報告数は4例であり、前週(2例)から増加した。4都道府県から報告があり、年齢別では 1歳未満(1例)、40代(1例)、70代(1例)、80歳以上(1例)であった。
 国内のインフルエンザウイルスの検出状況をみると、直近の5週間(2022年第3週~2022年第7週)の報告はなかった。
 詳細は国立感染症研究所ホームページ(https://www.niid.go.jp/niid/ja/flu-map.html)を参照されたい。

 *1都1道2府43県を含む47の行政区画を、総称として「都道府県」と表記する



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