2018年 第06週 (2月5日〜2月11日) 2018年2月14日現在

 2018年第6週の定点当たり報告数は45.38(患者報告数223,928)となり、前週の定点当たり報告数54.33よりも減少した。
 都道府県別では高知県(67.67)、山口県(62.82)、大分県(60.28)、宮崎県(57.17)、鹿児島県(56.66)、北海道(55.39)、福岡県(53.22)、岩手県(52.09)、埼玉県(51.37)、沖縄県(50.81)、千葉県(50.30)の順となっている。8道県で前週の報告数よりも増加がみられた。39都府県で前週の報告数よりも減少がみられた。 
 全国の保健所地域で警報レベルを超えている保健所地域は521箇所(全47都道府県)、注意報レベルを超えている保健所地域は30箇所(1都1道2府17県)となった。
 定点医療機関からの報告をもとに、定点以外を含む全国の医療機関をこの1週間に受診した患者数を推計すると約239万人(95%信頼区間:222〜256万人)となり、前週の推計値(約282万人)よりも減少した。年齢別では、0〜4歳が約26万人、5〜9歳が約50万人、10〜14歳が約34万人、15〜19歳が約16万人、20代が約14万人、30代が約19万人、40代が約26万人、50代が約19万人、60代が約17万人、70歳以上が約20万人となっている。また、2017年第36週以降これまでの累積の推計受診者数は約1,632万人となった。
 基幹定点からのインフルエンザ患者の入院報告数は1,847例であり、前週(2,050例)から減少した。全47都道府県から報告があり、年齢別では0歳(46例)、1〜9歳(367例)、10代(81例)、20代(16例)、30代(28例)、40代(50例)、50代(70例)、60代(177例)、70代(320例)、80歳以上(692例)であった。
 国内のインフルエンザウイルスの検出状況をみると、直近の5週間(2018年第2〜第6週)ではB型が最も多く、次いでAH3型、AH1pdm09型の順であった。
 詳細は国立感染症研究所ホームページ(https://www.niid.go.jp/niid/ja/flu-map.html)を参照されたい。



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