2013年 第52週 (12月23日〜12月29日) 2014年1月7日現在

 2013/2014年シーズンのインフルエンザの定点当たり報告数は2013年第43週以降増加が続いている。第52週の定点当たり報告数は1.90(患者報告数9,307)となり、前週の定点当たり報告数(1.39)を上回った。都道府県別では鹿児島県(5.87)、長崎県(5.31)、高知県(4.96)、沖縄県(4.66)、山口県(4.29)、大分県(3.74)、熊本県(3.68)、佐賀県(3.56)の順となっており、41都道府県で増加がみられた。注意報レベルを超えた保健所地域は11箇所(北海道1、秋田県1、群馬県1、静岡県1、香川県1、高知県1、長崎県3、大分県1、鹿児島県1)認められたが、警報レベルを超えた保健所地域は存在していない。
 基幹定点からのインフルエンザ患者の入院報告数は79例であり、第51週(72例)より増加した。30都道府県から報告があり、年齢別では0歳(5例)、1〜9歳(24例)、10代(12例)、20代(2例)、30代(3例)、40代(3例)、50代(3例)、60代(5例)、70代(11例)、80歳以上(11例)であった。
 2013年第36〜51週の16週間では、インフルエンザウイルスの検出は、AH3亜型(A香港型)の割合が最も多く、次いでAH1pdm09、B型の順となっている。詳細は国立感染症研究所感染症疫学センターホームページ(http://www.nih.go.jp/niid/ja/iasr-inf.html#graph)を参照されたい。



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