2013年 第49週 (12月2日〜12月8日) 2013年12月11日現在

 2013年第49週の定点当たり報告数は0.67となり、第43週以降増加が続いている。都道府県別では佐賀県(2.69)、鹿児島県(2.37)、山口県(2.01)、高知県(2.00)、大分県(1.78)、富山県(1.50)、沖縄県(1.33)、北海道(1.21)、栃木県(1.20)、滋賀県(1.13)、埼玉県(1.10)の順となっており、38都道府県で前週よりも増加がみられた。
 注意報レベルを超えた保健所地域は3か所(北海道2、高知県1)認められている。警報レベルを超えた保健所地域は存在していない。
 基幹定点からのインフルエンザ患者の入院報告数は36例であり、第48週(44例)より減少した。25都道府県から報告があり、年齢別では0歳(3例)、1〜9歳(10例)、10代(2例)、20代(1例)、30代(2例)、50代(3例)、60代(4例)、70代(2例)、80歳以上(9例)であった。
 2013年第36〜48週の13週間では、インフルエンザウイルスの検出は、AH3亜型(A香港型)の割合が最も多く、次いでAH1pdm09、B型の順となっている。詳細は国立感染症研究所感染症疫学センターホームページ(http://www.nih.go.jp/niid/ja/iasr-inf.html#graph)を参照されたい。



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