2013年 第22週 (5月27日〜6月2日) 2013年6月5日現在

 2013年第22週の定点当たり報告数は0.70(患者報告数3,457)となり、前週の定点あたり報告数1.21よりも減少した。
 定点医療機関からの報告をもとに、定点以外を含む全国の医療機関をこの1週間に受診した患者数を推計すると約4万人(95%信頼区間:3万人〜4万人)で減少した。年齢群別では5〜9歳、10〜14歳がそれぞれ1万人となっている。また、2012年第36週以降これまでの累積の推計受診者数は約1,374万人(95%信頼区間:1,343万人〜1,404万人)であった。
 都道府県別では沖縄県(5.12)、宮崎県(2.32)の順となっている。前週の定点あたり報告数より増加したのは、沖縄県を含めて2県のみであった。
 全国の保健所地域で警報レベルを超えているのは0箇所であった。保健所地域で注意報レベルを超えているのは1箇所(沖縄県)のみであった。
 2013年第17週から第21週の国内のインフルエンザウイルスの検出状況をみると、B型が最も多く検出されており、次いでAH3亜型、AH1pdm09の順となっている。詳細は感染症疫学センターホームページ(http://www.nih.go.jp/niid/ja/iasr-inf.html#graph)を参照されたい。

 なお、2012−2013年シーズンのインフルエンザ流行レベルマップの公表については、今週をもって一旦終了とする。



詳細     CSV形式


流行レベルマップの見方
     


Copyright ©2004-2008 Infectious Disease Surveillance Center All Rights Reserved.