2013年 第19週 (5月6日〜5月12日) 2013年5月15日現在

 2013年第19週の定点当たり報告数は1.91(患者報告数9,410)となり、前週の定点あたり報告数2.36よりも減少した。
 定点医療機関からの報告をもとに、定点以外を含む全国の医療機関をこの1週間に受診した患者数を推計すると約11万人(95%信頼区間:9万人〜12万人)で減少した。年齢群別では5〜9歳、10〜14歳が共に2万人となっている。また、2012年第36週以降これまでの累積の推計受診者数は約1,354万人(95%信頼区間:1,323万人〜1,385万人)であった。
 都道府県別では宮崎県(6.61)、富山県(4.56)、福岡県(4.25)の順となっている。8県で前週の定点あたり報告数より増加した。
 全国の保健所地域で警報レベルを超えているのは2箇所(1県)で前週と変わらなかったが、保健所地域で注意報レベルのみを超えているのは3箇所(3県)と減少した。
 2013年第14週から第18週の国内のインフルエンザウイルスの検出状況をみると、B型が最も多く検出されており、次いでAH3亜型、AH1pdm09の順となっている。詳細は感染症疫学センターホームページ(http://www.nih.go.jp/niid/ja/iasr-inf.html#graph)を参照されたい。



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