2013年 第18週 (4月29日〜5月5日) 2013年5月8日現在

 2013年第18週の定点当たり報告数は2.36(患者報告数11,442)となり、前週の定点あたり報告数3.07よりも減少した。
 定点医療機関からの報告をもとに、定点以外を含む全国の医療機関をこの1週間に受診した患者数を推計すると約12万人(95%信頼区間:9万人〜15万人)で減少した。年齢群別では5〜9歳が約3万人、10〜14歳が2万人の順となっている。また、2012年第36週以降これまでの累積の推計受診者数は約1,343万人(95%信頼区間:1,312万人〜1,374万人)であった。
 都道府県別では宮崎県(6.56)、大分県(5.86)、福岡県(5.20)の順となっている。7県で前週の定点あたり報告数より増加した。
 全国の保健所地域で警報レベルを超えているのは2箇所(1県)、保健所地域で注意報レベルのみを超えているのは14箇所(12道府県)と、共に前週より減少した。
 2013年第13週から第17週の国内のインフルエンザウイルスの検出状況をみると、B型が最も多く検出されており、次いでAH3亜型、AH1pdm09の順となっている。詳細は感染症疫学センターホームページ(http://www.nih.go.jp/niid/ja/iasr-inf.html#graph)を参照されたい。



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