2013年 第17週 (4月22日〜4月28日) 2013年5月1日現在

 2013年第17週の定点当たり報告数は3.07(患者報告数15,007)となり、前週の定点あたり報告数2.89よりも増加した。
 定点医療機関からの報告をもとに、定点以外を含む全国の医療機関をこの1週間に受診した患者数を推計すると約14万人(95%信頼区間:12万人〜15万人)で増加した。年齢群別では5〜9歳が約4万人、10〜14歳が3万人、0〜4歳が約2万人の順となっている。また、2012年第36週以降これまでの累積の推計受診者数は約1, 331万人(95%信頼区間:1,301万人〜1,361万人)であった。
 都道府県別では長崎県(7.50)、宮崎県(7.47)、石川県(7.38)の順となっている。27都道県で前週の報告数より増加した。
 全国の保健所地域で警報レベルを超えているのは3箇所(2県)で前週より減少し、保健所地域で注意報レベルのみを超えているのは27箇所(19道県)で前週より増加した。
 2013年第9週から第16週の国内のインフルエンザウイルスの検出状況をみると、B型が最も多く検出されており、次いでAH3亜型、AH1pdm09の順となっている。詳細は感染症疫学センターホームページ(http://www.nih.go.jp/niid/ja/iasr-inf.html#graph)を参照されたい。



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