2013年 第16週 (4月15日〜4月21日) 2013年4月24日現在

 2013年第16週の定点当たり報告数は2.89(患者報告数14,199)となり、前週の定点あたり報告数2.00よりも増加した。
 定点医療機関からの報告をもとに、定点以外を含む全国の医療機関をこの1週間に受診した患者数を推計すると約14万人(95%信頼区間:12万人〜16万人)で増加した。年齢群別では5〜9歳が約4万人、0〜4歳、10〜14歳がそれぞれ約2万人の順となっている。また、2012年第36週以降これまでの累積の推計受診者数は約1, 317万人(95%信頼区間:1,287万人〜1,347万人)であった。
 都道府県別では宮崎県(7.64)、石川県(7.58)、山口県(7.13)の順となっている。43都道府県で前週の報告数より増加した。
 全国の保健所地域で警報レベルを超えているのは4箇所(3県)で前週と同数で、保健所地域で注意報レベルのみを超えているのは18箇所(14道県)で前週より増加した。
 2013年第9週から第15週の国内のインフルエンザウイルスの検出状況をみると、AH3亜型(A香港型)の割合が最も多く検出されている一方で、B型の検出割合が増加してきている。詳細は感染症疫学センターホームページ(http://www.nih.go.jp/niid/ja/iasr-inf.html#graph)を参照されたい。



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