2013年 第15週 (4月8日〜4月14日) 2013年4月17日現在

 2013年第15週の定点当たり報告数は2.00(患者報告数9,841)となり、第5週以降減少が続いている。
 定点医療機関からの報告をもとに、定点以外を含む全国の医療機関をこの1週間に受診した患者数を推計すると約11万人(95%信頼区間:10万人〜12万人)と第5週以降減少が続いている。年齢群別では0〜4歳、5〜9歳がそれぞれ約2万人、15〜19歳を除くがそれぞれの年代が約1万人の順となっている。また、2012年第36週以降これまでの累積の推計受診者数は約1, 303万人(95%信頼区間:1,273万人〜1,333万人)であった。
 都道府県別では石川県(7.48)、岐阜県(5.66)、秋田県(5.05)の順となっている。43都府県で前週の報告数より減少した。
 全国の保健所地域で警報レベルを超えているのは4箇所(3県)、注意報レベルのみを超えているのは3箇所(3県)と共に減少した。
 2013年第9週から第14週の国内のインフルエンザウイルスの検出状況をみると、AH3亜型(A香港型)の割合が最も多く検出されている一方で、B型の検出割合が増加してきている。詳細は感染症情報センターホームページ(http://www.nih.go.jp/niid/ja/iasr-inf.html#graph)を参照されたい。



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