2013年 第12週 (3月18日〜3月24日) 2013年3月27日現在

 2013年第12週の定点当たり報告数は6.75(患者報告数33,274)となり、第5週以降減少が続いている。
 定点医療機関からの報告をもとに、定点以外を含む全国の医療機関をこの1週間に受診した患者数を推計すると約33万人(95%信頼区間:29万人〜37万人)と第5週以降減少が続いている。年齢群別では5〜9歳約8万人、10〜14歳約6万人、0〜4歳、30代がそれぞれ約4万人、40代が約3万人の順となっている。また、2012年第36週以降これまでの累積の推計受診者数は約1,254万人(95%信頼区間:1,224万人〜1,284万人)であった。
 都道府県別では石川県(18.63)、愛知県(18.30)、山口県(17.09)、岐阜県(16.16)、宮崎県(14.46)の順となっている。43都道府県で前週の報告数より減少がみられた。
 全国の保健所地域で警報レベルを超えているのは90箇所(28道府県)、注意報レベルのみを超えているのは41箇所(24府県)と共に減少した。
 2013年第7週から第11週の国内のインフルエンザウイルスの検出状況をみると、AH3亜型(A香港型)の割合が最も多く検出されている一方で、B型の検出割合が増加してきている。詳細は感染症情報センターホームページ(http://www.nih.go.jp/niid/ja/iasr-inf.html#graph)を参照されたい。



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