2013年 第11週 (3月11日〜3月17日) 2013年3月21日現在

 2013年第11週の定点当たり報告数は8.13(患者報告数40,091)となり、第5週以降減少が続いている。
 定点医療機関からの報告をもとに、定点以外を含む全国の医療機関をこの1週間に受診した患者数を推計すると約41万人(95%信頼区間:37万人〜45万人)とこちらも第5週以降減少が続いている。年齢群別では5〜9歳約9万人、10〜14歳約6万人、0〜4歳約5万人、30代、40代がそれぞれ約4万人の順となっている。また、2012年第36週以降これまでの累積の推計受診者数は約1,221万人(95%信頼区間:1,191万人〜1,251万人)であった。
 都道府県別では愛知県(22.51)、岐阜県(17.80)、山口県(17.46)、鹿児島県(17.42)、福井県(16.25)、石川県(15.79)の順となっている。45都道府県で前週の報告数より減少がみられた。
 全国の保健所地域で警報レベルを超えているのは117箇所(33道府県)、注意報レベルのみを超えているのは50箇所(29府県)と共に減少した。
 2013年第6週から第10週の国内のインフルエンザウイルスの検出状況をみると、AH3亜型(A香港型)の割合が最も多く検出されている一方で、B型の検出割合が増加してきている。詳細は感染症情報センターホームページ(http://www.nih.go.jp/niid/ja/iasr-inf.html#graph)を参照されたい。



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