2013年 第10週 (3月4日〜3月10日) 2013年3月13日現在

 2013年第10週の定点当たり報告数は10.37(患者報告数51,190)となり、第5週以降減少が続いている。
 定点医療機関からの報告をもとに、定点以外を含む全国の医療機関をこの1週間に受診した患者数を推計すると約55万人(95%信頼区間:50万人〜60万人)とこちらも第5週以降減少が続いている。年齢群別では5〜9歳約12万人、0〜4歳、10〜14歳がそれぞれ約7万人、30代約6万人、40代約5万人の順となっている。また、2012年第36週以降これまでの累積の推計受診者数は約1,180万人(95%信頼区間:1,150万人〜1,210万人)であった。
 都道府県別では愛知県(27.27)、福井県(21.38)、鹿児島県(21.09)、徳島県(20.97)、広島県(20.66)、岐阜県(19.97)、高知県(19.77)の順となっている。45都道府県で前週の報告数より減少がみられた。
 全国の保健所地域で警報レベルを超えているのは153箇所(36道府県)、注意報レベルのみを超えているのは62箇所(30道府県)と共に減少した。
 2013年第5週から第9週の国内のインフルエンザウイルスの検出状況をみると、AH3亜型(A香港型)の割合が最も多く検出されている一方で、B型の検出割合が増加してきている。詳細は感染症情報センターホームページ(http://www.nih.go.jp/niid/ja/iasr-inf.html#graph)を参照されたい。



詳細     CSV形式


流行レベルマップの見方
     


Copyright ©2004-2008 Infectious Disease Surveillance Center All Rights Reserved.