2012年 第19週 (5月7日〜5月13日) 2012年5月16日現在

 2012年第19週の定点当たり報告数は0.86(患者報告数4,230)となり、第6週以降減少が続いている。インフルエンザの定点当たり報告数は、全国的な流行開始の指標である1.00を上回った状態が2011年第49週以降2012年第18週まで22週間継続していたが、23週目に1.00を下回った。
 都道府県別では沖縄県(8.00)、青森県(2.69)、鹿児島県(2.66)、熊本県(2.19)、鳥取県(2.00)の順となっている。和歌山県、香川県、大分県を除く44都道府県で減少がみられた。
 定点医療機関からの報告をもとに、定点以外を含む全国の医療機関をこの1週間に受診した患者数を推計すると約5万人(95%信頼区間:3万人〜6万人)と第6週以降減少が続いている。また、2011年第36週以降これまでの累積の推計受診者数は約1,653万人(95%信頼区間:1,611万人〜1,695万人)となった。
 全国の保健所地域で警報レベルを超えているのは0箇所となり、注意報レベルのみを超えている保健所地域は2箇所(沖縄県)となった。
 2012年第14〜第18週の5週間では、インフルエンザウイルスはB型が最も多く検出されており、次いでAH3亜型、AH1pdm09の順となっている。詳細は感染症情報センターホームページ(http://www.nih.go.jp/niid/ja/iasr-inf.html)を参照されたい。



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