2012年 第16週 (4月16日〜4月22日) 2012年4月25日現在

 2012年第16週の定点当たり報告数は5.36(患者報告数26,395)となり、第6週以降減少が続いている。
 都道府県別では福井県(17.94)、山形県(11.46)、岩手県(10.19)、長崎県(10.19)、青森県(9.95)、福島県(9.76)、沖縄県(9.47)の順となっている。28都府県で前週の定点当たり報告数よりも減少したが、19道県では増加が見られた。
 定点医療機関からの報告をもとに、定点以外を含む全国の医療機関をこの1週間に受診した患者数を推計すると約26万人(95%信頼区間:23万人〜29万人)と第6週以降減少が続いている。また、2011年第36週以降これまでの累積の推計受診者数は約1,622万人(95%信頼区間:1,581万人〜1,663万人)となった。
 全国の保健所地域で警報レベルを超えているのは37箇所(19道県)、注意報レベルのみを超えている保健所地域は33箇所(22都道府県)と共に減少した。
 2012年第11〜第15週の5週間では、インフルエンザウイルスはB型が最も多く検出されており、次いでAH3亜型、AH1pdm09の順となっている。詳細は感染症情報センターホームページ(http://www.nih.go.jp/niid/ja/iasr-inf.html)を参照されたい。



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