2012年 第15週 (4月9日〜4月15日) 2012年4月18日現在

 2012年第15週の定点当たり報告数は5.56(患者報告数27,379)となり、第6週以降減少が続いている。
 都道府県別では福井県(17.88)、長崎県(11.00)、鳥取県(10.79)、福島県(10.24)、山形県(9.77)、岩手県(9.56)、佐賀県(9.31)の順となっている。29の都道府県で前週の定点当たり報告数よりも減少したが、九州や中部地方をはじめとする18県では増加が見られた。
 定点医療機関からの報告をもとに、定点以外を含む全国の医療機関をこの1週間に受診した患者数を推計すると約29万人(95%信頼区間:26万人〜32万人)と第6週以降減少が続いている。また、2011年第36週以降これまでの累積の推計受診者数は約1,596万人(95%信頼区間:1,555万人〜1,637万人)となった。
 全国の保健所地域で警報レベルを超えているのは42箇所(20道県)と減少し、注意報レベルのみを超えている保健所地域は36箇所(22都道府県)と増加した。
 2012年第10〜第14週の5週間では、インフルエンザウイルスの検出数は減少してきている。型/亜型別割合では、B型が最も多く検出されている。詳細は感染症情報センターホームページ(http://idsc.nih.go.jp/iasr/influ.html)を参照されたい。



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