2012年 第12週 (3月19日〜3月25日) 2012年3月28日現在

 2012年第12週の定点当たり報告数は14.21(患者報告数69,978)となり、第6週以降減少が続いている。
 都道府県別では福島県(34.26)、山形県(30.71)、福井県(25.47)、岩手県(24.14)、新潟県(24.00)、佐賀県(23.61)、秋田県(23.40)の順となっている。37都道府県で前週の定点当たり報告数よりも減少がみられた。
 定点医療機関からの報告をもとに、定点以外を含む全国の医療機関をこの1週間に受診した患者数を推計すると約69万人(95%信頼区間:61万人〜77万人)と第6週以降減少が続いている。また、2011年第36週以降これまでの累積の推計受診者数は約1,485万人(95%信頼区間:1,444万人〜1,526万人)となった。
 全国の保健所地域で警報レベルを超えているのは277箇所(43都道府県)と前週よりも減少したが、注意報レベルのみを超えている保健所地域は61箇所(30都道府県)と増加がみられている。
 2012年第7〜第11週の5週間では、インフルエンザウイルスの検出はAH3亜型(A香港型)が最も多く検出されているが、B型の検出割合が増加してきている。詳細は感染症情報センターホームページ(http://idsc.nih.go.jp/iasr/influ.html)を参照されたい。



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