2012年 第11週 (3月12日〜3月18日) 2012年3月21日現在

 2012年第11週の定点当たり報告数は16.65(患者報告数81,750)となり、第6週以降減少が続いている。
 都道府県別では福島県(37.88)、山形県(36.33)、新潟県(30.62)、宮城県(30.30)、北海道(28.07)、岩手県(27.40)、秋田県(26.61)、栃木県(23.59)の順となっている。44都道府県で前週の報告数よりも減少がみられた。
 定点医療機関からの報告をもとに、定点以外を含む全国の医療機関をこの1週間に受診した患者数を推計すると約78万人(95%信頼区間:69万人〜87万人)と第6週以降減少が続いている。また、2011年第36週以降これまでの累積の推計受診者数は約1,416万人(95%信頼区間:1,376万人〜1,456万人)となった。
 全国の保健所地域で警報レベルを超えているのは322箇所(43都道府県)、注意報レベルのみを超えている保健所地域は45箇所(24都道府県)と共に減少した。
 2012年第6〜第10週の5週間では、インフルエンザウイルスの検出はAH3亜型(A香港型)が最も多く検出されているが、B型の検出割合が増加してきている。詳細は感染症情報センターホームページ(http://idsc.nih.go.jp/iasr/influ.html)を参照されたい。



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