2012年 第10週 (3月5日〜3月11日) 2012年3月14日現在

 2012年第10週の定点当たり報告数は21.06(患者報告数103,863)となり、第6週以降減少が続いている。
 都道府県別では新潟県(41.89)、山形県(39.81)、宮城県(38.70)、福島県(37.80)、埼玉県(31.89)、秋田県(31.27)、北海道(30.62)、岩手県(30.54)の順となっている。42都道府県で減少したが、5県では増加が認められている。
 定点医療機関からの報告をもとに、定点以外を含む全国の医療機関をこの1週間に受診した患者数を推計すると約97万人(95%信頼区間:86万人〜107万人)と第6週以降減少が続いている。また、2011年第36週以降これまでの累積の推計受診者数は約1,338万人(95%信頼区間:1,299〜1,377万人)となった。
 全国の保健所地域で警報レベルを超えているのは366箇所(鳥取県を除く46都道府県)、注意報レベルのみを超えている保健所地域は53箇所(27都道府県)と共に減少した。
 2012年第5〜第9週の5週間では、インフルエンザウイルスの検出はAH3亜型(A香港型)が最も多く検出されているが、B型の検出割合が増加してきている。詳細は感染症情報センターホームページ(http://idsc.nih.go.jp/iasr/influ.html)を参照されたい。



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