2012年 第07週 (2月13日〜2月19日) 2012年2月22日現在

 2012年第7週の定点当たり報告数は35.44(患者報告数174,871)となり、第5週の定点当たり報告数(42.62)をピークとして2週連続して減少したが、まだ高いレベルにある。
 定点医療機関からの報告をもとに、定点以外を含む全国の医療機関をこの1週間に受診した患者数を推計すると約175万人(95%信頼区間:160万人〜190万人)と2週連続で減少した。年齢群別では5〜9歳約45万人(25.7%)、0〜4歳約28万人(16.0%)、10〜14歳約27万人(15.4%)、30代約19万人(10.9%)、60歳以上約16万人(9.1%)、40代約13万人(7.4%)の順となっている。
 都道府県別では大分県(52.26)、埼玉県(50.40)、秋田県(48.24)、千葉県(48.09)、宮崎県(45.00)、福岡県(43.71)、神奈川県(43.22)、鹿児島県(42.66)の順となっている。41都道府県で前週の報告数よりも減少した。
 全国の保健所地域で警報レベルを超えているのは425箇所(47都道府県)、注意報レベルのみを超えている保健所地域は94箇所(36都道府県)となった。
 2012年第2〜第6週の5週間では、インフルエンザウイルスの検出はAH3亜型(A香港型)が最も多く、B型、AH1pdm09の順となっている。詳細は感染症情報センターホームページ(http://idsc.nih.go.jp/iasr/influ.html)を参照されたい。



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