2012年 第06週 (2月6日〜2月12日) 2012年2月15日現在

 2011/2012年シーズンのインフルエンザの定点当たり報告数は2011年第42週以降増加が続いていたが、2012年第6週の定点当たり報告数は40.34(患者報告数198,910)となり、前週の報告数(定点当たり報告数42.62)よりも減少した。
 定点医療機関からの報告をもとに、定点以外を含む全国の医療機関をこの1週間に受診した患者数を推計すると約201万人(95%信頼区間:183万人〜219万人)と前週の推計値(約211万人)よりも減少した。年齢群別では5〜9歳約52万人(25.9%)、0〜4歳、10〜14歳共に約31万人(15.4%)、30代約22万人(10.9%)、60歳以上約17万人(8.5%)、40代約16万人(8.0%)の順となっている。
 都道府県別では大分県(60.88)、石川県(53.92)、岩手県(52.63)、宮崎県(52.15)、鹿児島県(52.09)、埼玉県(50.04)、秋田県(50.00)、千葉県(49.72)の順となっている。30都府県で前週の報告数よりも減少がみられた。
 第6週は、青森県においては集計後にデータ修正操作が行われたことにより、その後の地図作成にデータが反映されていない。青森県を除いた全国の保健所地域で警報レベルを超えているのは409箇所(46都道府県)、注意報レベルのみを超えている保健所地域は110箇所(38都道府県)となった。
 2012年第1〜第5週の5週間では、インフルエンザウイルスの検出はAH3亜型(A香港型)が最も多く、B型、AH1pdm09の順となっている。詳細は感染症情報センターホームページ(http://idsc.nih.go.jp/iasr/influ.html)を参照されたい。



詳細     CSV形式


流行レベルマップの見方
     


Copyright ©2004-2008 Infectious Disease Surveillance Center All Rights Reserved.