2012年 第01週 (1月2日〜1月8日) 2012年1月11日現在

 2011/2012年シーズンのインフルエンザの定点当たり報告数は2011年第42週以降増加が続いており、2012年第1週の定点当たり報告数は3.76(患者報告数18,341)となった。定点医療機関からの報告をもとに、定点以外を含む全国の医療機関をこの1週間に受診した患者数を推計すると約23万人(95%信頼区間:21万人〜25万人)となり、30代約4万人(17.4%)、0〜4歳、20代、40代がそれぞれ約3万人(13.0%)の順であり、20代以上の成人層が65.2%と多くを占めている。
 都道府県別では岐阜県(16.60)、愛知県(16.22)、三重県(15.17)、香川県(9.35)、滋賀県(8.85)、沖縄県(8.40)、宮城県(7.98)、岡山県(7.79)の順となっている。25都府県で前週の定点当たり報告数よりも増加がみられた。
 警報レベルを超えている保健所地域が14箇所(愛知県7、宮城県2、三重県2、北海道1、大阪府1、山口県1)と増加し、注意報レベルのみを超えている保健所地域は40箇所(15道府県)と減少した。
 2011年第48〜52週の5週間では、インフルエンザウイルスの検出はAH3亜型(A香港型)が多く、B型も報告されている。詳細は感染症情報センターホームページ(http://idsc.nih.go.jp/iasr/influ.html)を参照されたい。



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