2011年 第25週 (6月20日〜6月26日) 2011年6月29日現在

 2011年第25週のインフルエンザの定点当たり報告数は0.17(患者報告数849)となり、第17週以降減少が続いている。
 都道府県別では沖縄県(4.55)、鹿児島県(1.34)、佐賀県(0.79)、青森県(0.59)、秋田県(0.47)の順となっており、35道府県で減少がみられている。
 沖縄県、鹿児島県を除くと定点当たり報告数が1.0を超えている都道府県はなく、警報レベルや注意報レベルを超えている保健所地域は0となった。
 2010年第36週以降では、インフルエンザウイルスの検出はAH1pdm、AH3亜型(A香港型)、B型の順となっているが、直近の5週間ではB型インフルエンザが最も多く検出されている。詳細は感染症情報センターホームページ(http://idsc.nih.go.jp/iasr/influ.html)を参照されたい。
 インフルエンザの定点当たり報告数は2011年第22週に1.00を下回って以降更に減少が続いており、また2010年第46週以降31週間継続して国内で出現していた警報、注意報は全て消失した。次週も、今週と同様に警報レベル、注意報レベルを超えている保健所地域が0であることが確認された場合には、今シーズンのインフルエンザ流行レベルマップは終了とする予定である。



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流行レベルマップの見方
     


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