2011年 第21週 (5月23日〜5月29日) 2011年6月1日現在

 2011年第21週のインフルエンザの定点当たり報告数は1.11(患者報告数5,415)となり、第17週以降減少が続いている。
 定点医療機関からの報告をもとに、定点以外を含む全国の医療機関をこの1週間に受診した患者数を推計すると約5万人(95%信頼区間:4万人〜5万人)と前週の推計受診患者数(約7万人)よりも減少した。
 都道府県別では沖縄県(15.69)、佐賀県(5.10)、宮崎県(3.58)、長崎県(3.50)、秋田県(3.04)、鹿児島県(3.02)、青森県(3.00)の順となっている。岩手県、宮城県、福島県を除く44都道府県で減少がみられた。
 警報レベルを超えている保健所地域は3箇所(北海道、沖縄県)と減少したが、注意報レベルのみを超えている保健所地域は6箇所(北海道、青森県、佐賀県、沖縄県)と共に減少した。
 2011年第17〜21週の5週間のインフルエンザウイルス検出報告件数は、B型インフルエンザが最も多く、次いでAH3亜型(A香港型)、AH1pdmの順となっている。詳細は感染症情報センターホームページ(http://idsc.nih.go.jp/iasr/influ.html)を参照されたい。



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