2011年 第19週 (5月9日〜5月15日) 2011年5月18日現在

 2011年第19週のインフルエンザの定点当たり報告数は1.97(患者報告数9,675)となり、3週連続で減少した。
 定点医療機関からの報告をもとに、定点以外を含む全国の医療機関をこの1週間に受診した患者数を推計すると約10万人(95%信頼区間:9万人〜11万人)と前週の推計受診患者数(約17万人)よりも大幅に減少した。
 都道府県別では沖縄県(15.38)、佐賀県(7.38)、宮崎県(5.90)、長崎県(5.86)、福井県(5.41)、長野県(4.95)、鹿児島県(4.82)、青森県(3.84)の順となっている。47都道府県全てで減少した。
 警報レベルを超えている保健所地域は7箇所(5道県)、注意報レベルのみを超えている保健所地域は6箇所(3県)と共に減少した。
 2011年第15〜19週の5週間のインフルエンザウイルス検出報告件数は、B型インフルエンザが最も多く、次いでAH3亜型(A香港型)、AH1pdmの順となっている。詳細は感染症情報センターホームページ(http://idsc.nih.go.jp/iasr/influ.html)を参照されたい。



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