2011年 第18週 (5月2日〜5月8日) 2011年5月11日現在

 2011年第18週のインフルエンザの定点当たり報告数は3.38(患者報告数16,531)となり、2週連続で減少した。
 定点医療機関からの報告をもとに、定点以外を含む全国の医療機関をこの1週間に受診した患者数を推計すると約17万人(95%信頼区間:15万人〜20万人)と前週の推計受診患者数(約32万人)よりも大幅に減少した。
 都道府県別では沖縄県(20.22)、福井県(11.06)、長崎県(10.66)、宮崎県(9.91)、佐賀県(8.85)、長野県(8.17)、青森県(7.79)の順となっている。第18週はゴールデンウイークの影響もあり、47都道府県中前週よりも増加したのは沖縄県のみであった。
 警報レベルを超えている保健所地域は14箇所(8道府県)、注意報レベルのみを超えている保健所地域は21箇所(13道県)と共に減少した。
 2011年第14〜18週の5週間のインフルエンザウイルス検出報告件数は、B型インフルエンザが最も多く、次いでAH3亜型(A香港型)、AH1pdmの順となっている。詳細は感染症情報センターホームページ(http://idsc.nih.go.jp/iasr/influ.html)を参照されたい。



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