2011年 第01週 (1月3日〜1月9日) 2011年1月12日現在

 今シーズンのインフルエンザの定点当たり報告数は2010年第42週以降増加が続いている。2011年第1週のインフルエンザの定点当たり報告数は5.06(患者報告数24,841)と前週の報告数(2.30)よりも大きく増加した。都道府県別では沖縄県(25.90)、福岡県(11.53)、佐賀県(11.41)、長崎県(9.29)、宮城県(9.15)、鹿児島県(7.41)、宮崎県(7.25)、千葉県(6.60)の順となっており、北海道を除く全ての都府県で増加がみられた。
 警報レベルを超えている保健所地域は4箇所(北海道1、福岡県1、沖縄県2)、注意報レベルのみを超えている保健所地域は35箇所(北海道1、青森県1、宮城県3、福島県1、茨城県1、栃木県1、埼玉県3、千葉県4、静岡県1、愛知県1、大阪府1、山口県1、福岡県4、佐賀県2、長崎県4、熊本県1、宮崎県2、鹿児島県2、沖縄県1)と共に増加した。
 直近の2010年第49週〜2011年第1週の5週間のインフルエンザウイルス検出報告件数は、AH1pdmが最多であり、次いでAH3亜型(A香港型)、B型の順である。今シーズンは第36週以降AH3亜型が多く検出される状態が続いていたが、第49週以降はAH1pdmの検出数の方が多くなっている。詳細は感染症情報センターホームページ(http://idsc.nih.go.jp/iasr/influ.html)を参照されたい。



詳細     CSV形式


流行レベルマップの見方
     


Copyright ©2004-2008 Infectious Disease Surveillance Center All Rights Reserved.