2010年 第52週 (12月27日〜1月2日) 2011年1月7日現在

 今シーズンのインフルエンザの定点当たり報告数は2010年第42週以降増加が続いており、第52週のインフルエンザの定点当たり報告数は2.30(患者報告数10,851)となった。都道府県別では沖縄県(9.17)、佐賀県(8.23)、長崎県(6.29)、北海道(5.68)、福岡県(5.01)、埼玉県(3.79)、大分県(3.48)、宮城県(3.26)の順となっている。
警報レベルを超えている保健所地域は2箇所(北海道1、福岡県1)、注意報レベルのみを超えている保健所地域は11箇所(北海道2、茨城県1、埼玉県1、岐阜県1、大阪府1、長崎県3、沖縄県2)と共に増加した。
 直近の2010年第48〜52週の5週間のインフルエンザウイルス検出報告件数は、AH1pdmが最多であり、次いでAH3亜型(A香港型)、B型の順である。今シーズンは第36週以降AH3亜型が多く検出される状態が続いていたが、第49週以降はAH1pdmの検出数の方が多くなっている。詳細は感染症情報センターホームページ(http://idsc.nih.go.jp/iasr/influ.html)を参照されたい。



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