2010年 第44週 (11月1日〜11月7日) 2010年11月10日現在

 2010年第44週のインフルエンザの定点当たり報告数は0.20(患者報告数942)と3週連続で増加した。都道府県別では北海道(1.50)、徳島県(0.87)、沖縄県(0.60)、茨城県(0.36)、群馬県(0.34)、高知県(0.31)、岐阜県(0.28)、神奈川県(0.27)、愛媛県(0.26)の順となっている。
 警報レベルを超えている保健所地域は認められていない。また、注意報レベルのみを超えている保健所地域は北海道で第42〜43週と2週間連続して1箇所存在していたが、第44週には注意報レベルを下回り、他の地域も含めて認められなかった。
 直近の2010年第39〜43週の5週間では、インフルエンザウイルスの検出は、AH3亜型(A香港型)の割合が最も高く、次いでAH1pdm、B型の順である。詳細は感染症情報センターホームページ(http://idsc.nih.go.jp/iasr/influ.html)を参照されたい。



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