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2007年第12週のインフルエンザの全国レベルでの定点当たり報告数は、32.5(患者発生報告数155,045)と前週(定点当たり報告数32.9)よりわずかに減少した。都道府県別では、大分県(58.0)、長崎県(53.7)、新潟県(52.5)、山口県(52.2)、宮崎県(51.8)、沖縄県(50.8)、青森県(49.7)、佐賀県(48.5)の順となっている。警報レベルを超えている保健所地域は337箇所(高知県を除く46都道府県)と更に増加し、注意報レベルのみを超えている保健所地域は192箇所(42都道府県)となっている。 2006年第36週以降これまでに全国の衛生研究所から報告されたインフルエンザウイルス分離報告(総報告数2507)では、AH1亜型(Aソ連型)8.2%(報告数205)、AH3亜型(A香港型)51.9%(報告数1300)、B型40.0%(報告数1002)であり、AH3亜型の分離報告が最多であるが、B型の報告割合が増加しつつある。 |