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2007年第11週のインフルエンザの全国レベルでの定点当たり報告数は、32.9(患者発生報告数157,567)と第2週以降増加が継続している。都道府県別では、福岡県(60.0)、大分県(54.1)、沖縄県(53.2)、新潟県(51.8)、長崎県(48.5)、山口県(47.7)、宮崎県(47.2)、佐賀県(47.2)の順である。警報レベルを超えている保健所地域は300箇所(高知県を除く46都道府県)と更に増加し、注意報レベルのみを超えている保健所地域は232箇所(43都道府県)となっている。 2006年第36週以降これまでに全国の衛生研究所から報告されたインフルエンザウイルス分離報告(総報告数1945)では、AH1亜型(Aソ連型)7.2%(報告数140)、AH3亜型(A香港型)53.3%(報告数1036)、B型39.5%(報告数769)であり、AH3亜型、B型の混合流行となっている。 |