|
インフルエンザの全国レベルでの定点当たり報告数は、2006年第43週以降増加が続いており、第51週の報告数は0.26(患者発生報告数1,149)となったが、1996/97年シーズン以降の過去10シーズンと比較して最も少ない報告数であり、全国的な流行の指標である定点当たり報告数1.0を大きく下回っている。管内が注意報レベルを超えた保健所地域は前週と同様に宮崎県(2保健所)と大分県(1保健所)の計3保健所地域であり、警報レベルを超えた保健所は存在していない。都道府県別の定点当たり報告数は、宮崎県(3.88)、大分県(2.33)、岐阜県(2.31)、滋賀県(0.81)、沖縄県(0.81)、広島県(0.80)の順となっている。第36週以降これまでに全国の衛生研究所からのインフルエンザウイルス分離報告では、B型53%(報告数25)、AH1(Aソ連)型27%(報告数13)、AH3(A香港)型19%(報告数9)が報告されている。 |