2006年第4週は感染症発生動向調査からは、全国レベルでの定点当たり報告数は32.4となった。都道府県別では福井県(58.3)、愛媛県(48.6)、静岡県(46.1)、宮崎県(45.8)、愛知県(45.0)、佐賀県(44.2)、鳥取県(43.2)、兵庫県(43.0)、三重県(42.5)、広島県(42.2)が多い。 注意報レベルのみを超えている保健所地域は233(43都道府県)と前週より減少したが、警報レベルを超えている保健所地域は逆に287(
山形県、山梨県、高知県を除く44都道府県)と更に大幅に増加した。流行地域は東日本に広がってきている。 2005年第36週以降これまでに、インフルエンザウイルスの検出はAH1(Aソ連)型154件(16.2%)、AH3(A香港)型793件(83.5%)、B型3件(0.3%)の計950件報告されている。 |