2006年第3週は感染症発生動向調査からは、全国レベルでの定点当たり報告数は26.2となり、インフルエンザの報告数は前週よりも大幅に増加した。都道府県別では宮崎県(61.7)、佐賀県(54.2)、福岡県(49.9)、鳥取県(44.7)、鹿児島県(43.6)、静岡県(42.7)、兵庫県(39.4)、山口県(39.2)が多い。 注意報レベルのみを超えている保健所地域は315(宮崎県を除く46都道府県)と更に増加し、警報レベルを超えている保健所地域は169(36都府県)となった。東日本にも警報レベルを超えている地域が広がりつつある。 2005年第36週以降これまでに、インフルエンザウイルスの検出はAH1(Aソ連)型109件(16.3%)、AH3(A香港)型555件(83.2%)、B型3件(0.4)の計667報告されている。 |