2005年第49週は感染症発生動向調査からは、全国レベルでの定点当たり報告数は0.91と、前週の0.41の2倍以上になった。まだ警報レベルを超えている保健所地域はないが、北海道、宮城県、大阪府、岡山県、熊本県の5県で注意報レベルを超えた保健所地域が存在している。
都道府県別では山梨県(定点あたり5.7)、岡山県(4.6)、山形県(4.4)、岩手県(3.6)、群馬県(2.6)、熊本県(2.6)からの報告が多いが、1.0を超えているのは15府県にものぼっている。 第36週以降これまでに、インフルエンザウイルスの検出はAH1(Aソ連)型31件、AH3(A香港)型72件の計103件が報告されている。インフルエンザの全国的な流行は近付いていると思われる。 |