第15週は保健所地域でみると、注意報レベルのみを超えているのは11地域、警報レベルを超えているのは35地域となった。警報レベルを超えている地域は更に減少したが、注意報レベルを超えている地域は逆に増加した。管内に注意報レベル、警報レベルのいずれかが超えている地域が存在するのは17道県となったが、中には新たに注意報レベルを超えた地域が存在するところがある。インフルエンザの流行は地域によってはまだ終息に向かっていると判断できないところがあり、引き続き注意が必要である。 現在までに分離が報告されたインフルエンザウイルスは、AH1型171件、AH3型1757件、B型2733件で、B型が全分離報告数の約59%を占めている。 |